2021年度 成果報告フォーラム

 本事業の成果報告フォーラムを、3月5日(土)オンラインで開催しました。
 本年度は、2地域の中間支援施設が新規に加わり7地域の協力サポーターのご協力をいただき、ボランタリー団体10団体に対して6月開始の長期版と7月開始の短期版に分かれて実施しました。事業は、昨年と同様に「17の視点」のセルフチェック、作成した集計結果表の読み取りによって可視化した問題点から、解決すべき課題を決め、専門家による伴走支援を行いました。12月に中間報告会により進捗確認を行い、事業全体のまとめとして本日成果報告会を開催しました。
かながわ県民活動サポートセンター 寺岡 護所長のあいさつの後、事務局より一年間の事業の流れ、ボランタリー団体のによる活動内容、セルフチェック・伴走支援の成果の順に報告してもらい、最後に神奈川県ボランタリー活動推進基金審査会 中島智人会長から講評をいただきました。

本年度は、基金21事業2年目のまとめの年度なので、事業参加者の所見として、中間支援施設協力サポーター及びセルフチェックを実施したボランタリー団体のコメントを以下に抜粋して掲載します。
 
【中間支援施設 協力サポーターから】
●問題点から伴走支援を立案する難易度について
・集計結果表のおかげで、伴走の立案はしやすかった。
・支援プランはヒヤリングとの両輪で立案する事が現実的と感じた。
・問題点が上手く見いだせれば、支援方針は見つかると感じられた。

●協力サポーターとして気づいたこと
・集計結果表の読み取り方をきちんと伝える事で、セルフチェックのみでのプログラム参加が可能になる。団体の自助努力に任せる事もできると考える。
・17の設問・視点自体が、ヒヤリングのためのキーワードであり、また視覚化することでコミュニケーションが進むという「ツール」です。「書いたもの」であることが重要と考えます。
・17の視点を使うことで、外部からの評価ではなく組織を自分事に捉えることができ、改善に主体性が持てると考える。
・自分の強みを生かし、頼るところは、みんなで団体課題と向き合う体制を持つことが大事と思いました。
・リソースの少ない団体では問題点の全てに対応する訳にはいかないので、優先順位の決め方のアドバイスができると良い。
・伴奏支援以外でも団体の活動に参加できたことにより理解が深まった。
・団体にとって組織を常に点検する事の大切さを改めて感じた。
・事例は難しかったが、対話を重ねることで課題が明確化した。話を聞くだけでもサポーターとしての役割が果たせることに気づいた。

【支援対象となるボランタリー団体から】
●集計結果表からの読み取りについて
・法人としての課題が見える化したと思う。
・日常的に感じている課題と同じで、スタッフや自分の感覚を信じて良いという裏付けになりました。

●伴走支援の成果として
・問題点の改善のための伴走になった。自信を持って取り組むことで改善につながった。
・変えなければいけない点は明確になったが、現実的・具体的改善はこれから。

●自己診断の継続性について
・時々はやるのも良いかと思いますが、違ったツールも活用してみたい。
・極力、このような機会を持ちたいと考えました。

●自己診断による気づきについて
・メンバーの方向性が一致していることが再確認できた。
・NPO法人の運営を進めていく中で、3つの視点、5つの項目はどれも重要でありながら、
その時々で体制を整えたりする優先順位を整理するツールになると思います。
・事務局体制の見直しにも繋がりました。
・日々の業務に追われた数年間だったので、一旦立ち止まり振り返る機会になりました。

【2021年度 支援対象団体一覧】